学歴ロンダリングして早半年が経過しました。化学系の研究をしているpigです。
唐突ですがこれを見ている学歴ロンダリングを検討している皆さんに言いたい。
学歴ロンダリングをなめるなよ
なぜこんなことを思うのか端的にまとめます。
授業、就活、研究を同時並行しなければならない
まーーーーじでこれが一番きつい。自分は心から今の研究をしたくて研究室を変えたのに、研究以外にやることが多すぎる。
その研究がしたくて研究室を変えた私でもきついのに、ただ学歴が欲しくて上位の大学院に進学するような生半可な気持ちを持った人では絶対に耐えられない。
いいですか。旧帝大クラスで論文をコンスタントに出している研究室は、総じて月曜から土曜の朝から晩まで研究活動を行います。好きでもない研究を学歴が欲しいだけという理由で、二年間も朝から晩まで続けられますか?
絶対に無理です。
それに加えて授業もとらなければなりません。つまり、同時期に研究室に入ったB4の人よりも実験ができないということです。実験数が結果に直結するわけではありませんが、自分たちよりも猶予のあるB4の人が結果を出しているのを横目に自分が結果が出ないことを想定していますか?
就職活動も同様です。研究のスタートが周りより一年遅れているのに就職活動で研究概要をかけますか?書くために必死で研究活動に時間を割いた結果、就活のために自己分析がおろそかになることをは想定できていますか?
学歴ロンダリングをした結果、しなかった人よりも満足する就職ができないなんて周りを見ているとざらにあります。
ちなみに私の研究室では、私と同様に学歴ロンダリングした人の内一人が研究室に来なくなりました。
別の研究室にいった学歴ロンダリングした私の先輩も研究室に行けていないそうです。
何が言いたいかというと、
覚悟ができているのか?
ということです。
私は大学受験で満足のいく結果が得られませんでした。それを引きずってB3のときまでとにかくレベルの高い大学院に学歴ロンダリングしてやると思っていました。
だけど
そんなことよりも大事なのは、面白いと思える研究領域を見つけてその研究がしたいとおもえるようになる気持ちを持つことだと思います。
その気持ちがないと先述したように、絶対に二年間耐えることができないと思います。
私は運よくその研究にB3の時に出会うことができました。
だから学歴ロンダリングを目指す皆さんも、B3までにいろいろなことを勉強して本当に興味が持てる研究を見つけてください。学歴ロンダリングを目的にするのではなく、結果にしてください。
皆さんがそういった研究に出会えることを願っています。