好き嫌いをしてはいけない理由とは?実体験と科学的根拠をもとに解説

自己啓発

大人にもなって好き嫌いをする人って案外いますよね。

「おれ、なすたべれない。」

「わたし納豆だけはむり。」

みたいな(笑)

しかし、案外好き嫌いをしてはいけないと決めつけるのも難しかったりします。

そこで今回は、好き嫌いをしてはいけない理由を、実体験とデータに基づいて解説していこうと思います。

記事の内容

  • 好き嫌いをする人に対する周りの目線
  • データに基づく好き嫌いをしてはいけない理由

好き嫌いをする人に対する周りの目線

好き嫌いをしてはいけないと決めつけるのが難しいのは、好き嫌いをする人が「周りに迷惑をかけていない」と主張するからです。

例えば、友人と外食に行って料理を注文するときに、

友人「うわ、この定食トマト入ってるから別のにしよ。」

私「トマトぐらい食えよ。」

友人「注文してないんだから誰も迷惑かからんやろ。」

のような会話があったとします。

確かに誰にも迷惑はかけていません。

いや。

まてよ。

大事なことを見落としている気がする。

そうだ。お前のその好き嫌い発言が俺を不快にさせているから、俺に迷惑かかっているじゃん。

そうなんですよ。こう思ってるのって絶対私だけじゃないと思うんです。

好き嫌いをする人って、我慢ができないわがままで自己中心的な傾向にあるんです。というかそう思われてるんです。

そもそも好き嫌いは、育った家庭によるところが大きいのでしょうがないところは多少あります。

嫌いなものを無理して食べなくていいって方針で育てられたら、それはそれは我慢ができない子供が出来上がりますよね。

最近では、体罰やパワハラといった問題が横行しており、我慢させるのはよくないと思われる方もいるかもしれません。

しかし、多少の我慢もできないような人間が何かを成し遂げることができるとは、私には到底思えません。

データに基づく好き嫌いをしてはいけない理由

さすがに上の説明だけでは私の主観的な考えすぎるため、客観的なデータに基づいた好き嫌いをしてはいけない理由について触れようと思います。

 スタンフォード大学が行ったマシュマロ実験というものです。

 これは4歳の子供に15分間眼前のマシュマロを食べるのを我慢出来たらもう一つあげるといった内容の実験です。この実験によると被験者の1/3がマシュマロを食べることを我慢できたそうで、残りはみんな食べてしまったそうです。

 そして、被験者に対して10~15年後に追実験を行ったところ、マシュマロを我慢できた被験者の方が大学進学適正テストの点数が2400点満点中、平均して240点高いことが分かりました。

 これは一つの誘惑に勝てるということが他のあらゆる誘惑に対しても自制心を働かせやすくなるということを示しています。

 さらに厚生労働省が調査した内容によると、所得の低い人ほど野菜や肉の摂取量が減り、米やパンなどの穀物類の摂取量が増えることが分かったそうです。

 食事がその人の自制心を支え、結果として収入という形で差が出ていることが示されます。

 これらのことから、我慢すること(この記事では好き嫌いをしないこと)も人生を豊かにするうえで少しは重要な要因であるといったことが分かります。

まとめ

好き嫌いをする人は食べ物に限らず、様々なことに自制心を働かせることができない傾向にあります。

好き嫌いをする人をみて、その人が開き直っていたら言ってあげましょう。

ほんと我慢できない自制心の弱い人だと。

多分、険悪な雰囲気になりますよ。あなたの自制心の弱いその発言によってね。

 

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